横浜市戸塚のアイピーエムより修理事例のご紹介です。
今回はホンダ NBOX GターボPKGの修理事例です。
「走行中の力が無い、加速しない、遅い、ターボが効いていない感じがする……」
というお客様。
ディーラー様からセカンドオピニオンとしてご紹介いただき、アイピーエムへご入庫いただきました。
ディーラー様からは、エンジンオーバーホールを推奨されたようです。
車輌の状態としては、下記のような症状がありました。
- 走りに違和感がある。
- エンジンオイルを補充しようとしても、あふれてしまう
お客様からお話を聞くと、お忙しく、なかなかオイル交換ができなかったようです。
エンジンオイル交換をせずに20,000Km以上走行されてしまったとの事でした。
まずはタペットカバーを外し確認したところ、下記のような状態に。
同じく、オイルパンを外してみたところ、下記のような状態に。
タービンを外してみても、下記のような状態に。詰まってしまっています。
ご覧の通り、オイル交換をしないだけで、エンジン内部はこのようになってしまうのです。
エンジンオイルの役割は下記のようなものがあります。
- 各部を円滑に動かす潤滑作用
- 気密性を保つ密封作用
- 燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用
- 燃焼によって発生した汚れを取り込む清浄分散作用
- サビや腐食からエンジンを守る防錆作用。
今回のような状態ですと、エンジンオイル本来の役割は果たせません。
短いスパンで、似たような状態の車輛が他にも3台ほど入庫しております。いずれも軽自動車となります。
軽自動車は普通車と違い、3Lほどのオイルで回しています。なのでやはりマメな交換が必要となります。
通常であれば、ここでエンジンの載せ替えやオーバーホールを勧めたり、考えたりするのですが、今回はまだ間に合いそうでしたので、タービン交換とエンジン内部洗浄を行いました!
こちらはエンジン内部洗浄器となります。スラッジクリーンという作業になります。
フラッシングとは違います!詳しくはHP内のこちらをご覧ください!
こちらを施工することで、下記のようにエンジン内部のスラッジが驚くほどきれいになります!
タービンも交換しました。
テストドライブを重ねた結果、問題なしと判断できましたので、無事ご納車となりました。
お仕事で使われている車は特にマメな交換が必要です。
こちらの記事を見て不安になった方は、早めの交換と、可能であればスラッジクリーンの施工もお勧めします。
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