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【オートマオイル交換】メルセデスベンツ ATF交換 W205 C180 クーペ スポーツ

2021.3.10

横浜市戸塚のアイピーエムより施工事例のご案内です!

今回はメルセデスベンツ 2015年式 C180 クーペ スポーツのATF(オートマチックトランスミッションフルード)交換をご紹介します!

ダイナミックさを高めたエクステリアと、クラスを超えた上質なインテリアを採用するメルセデスCクラスです!
スタイリッシュでかっこいいですね!

「ATFは交換しなくても良いんじゃないの?」というお声も聞きますが、長く大切に乗っていくなら定期的な交換をおススメします!
特に日本は信号も多く、ストップ&ゴーが繰り返されることが多いので、その分ギアチェンジの回数も多く行われます。AT(オートマチックトランスミッション)にも少なからず負担は掛かっていると考えられます。

ATF(オートマチックトランスミッションフルード)とは

AT車専用のオイルで、以下の役割を果たします。「オートマオイル」とも呼ばれます。

  • 動力伝達:トルクコンバーターや油圧作動弁を介して、エンジンの動力をミッション内部の歯車に伝達します。
  • シフト制御:油圧作動弁を介して、AT車のギアチェンジを自動的に行います。
  • 潤滑:トランスミッション内部のギアやベアリングを潤滑し、摩耗や錆を抑制します。
  • 冷却:トランスミッション内部で発生した熱を冷却します。
  • 洗浄:トランスミッション内部の汚れや金属粉を洗浄し、スラッジの蓄積を抑制します。

ATFは、エンジンのオイルとは異なり、長期間交換しなくても良いというイメージがありますが、定期的な交換が必要です。ATFが劣化すると、以下のトラブルが発生する可能性があります。

  • 変速ショック:ギアチェンジ時にショックが発生する。
  • 滑り:トランスミッションが滑って、車が加速しなくなる。
  • 異音:トランスミッションから異音が発生する。
  • 故障:トランスミッションが故障する。

ATFの交換時期は、車種や使用状況によって異なりますが、一般的には4~5年ごとまたは走行距離6万~8万kmごとが目安です。
アイピーエムでは3万キロ前後くらいの間での交換を推奨しています。

今回交換対象となるお車は、走行距離約14,000km。お客様より予防整備も兼ねて、交換をご依頼をいただきました。

同時にオイルフィルター(ストレーナー)、オイルパンガスケット、スクリューを交換いたしました。
このあたりはセットで交換を推奨しています。
せっかく新品のATFをいれても、古いフィルターのままですと、汚れや鉄粉などが再度混ざってしまうのを防ぐためです。

ガスケット、スクリューは再利用可能ですが、一度外してしまうと「あたり」が変わってしまう可能性があり、その部分からオイルのにじみや漏れにも繋がる可能性があるので、交換を推奨しています。

オイルを抜いてATFオイルフィルター、ガスケット、スクリューを交換したら、テスターで温度管理を行いながら、適正な量のATFを注入していきます。
ATF交換はお時間、費用ともに少々価格が張りますが、交換することでより長く、また、性能を落とすことなく車に乗ることができます。

ATFの交換目安と費用

交換の目安としては、アイピーエムでは3万キロ前後での交換を推奨しています。

なぜならば、「約60,000km以上ATFが無交換の場合」、または、「走行距離が伸びている中古車でATF交換の履歴が不明な場合」は、注意が必要だからです。交換も要相談となります。

ATFが無交換のまま走行距離が伸びている状態の場合、ATF交換をすることでスラッジ等の汚れが剥離し、AT内部に回り、トラブルを引き起こす可能性があり、リスクが高いです。
このリスク回避のため、アイピーエムでは一般的に交換目安とされている「走行距離6万~8万kmごと」の半分ほどの走行距離での交換を推奨しています。

ATFが無交換のまま走行距離が伸びている車両で、それでも交換をご用命いただく場合は、アイピーエムではオーナー様の自己責任でお願いしております。

交換をお考えのオーナー様は少しでも早く交換されたほうがよいでしょう。
弊社では、ATFの交換はお車のお預かり作業となり、1泊2日ほどかかります。
費用については、走行距離や車両のコンディションにより大きく差が出ます。お気軽にお気軽にご相談ください

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